伝えたい光景・・ あじさいの車窓に弾け飛ぶ雫

 

あじさいの車窓に弾ける露の音

↓  ↓  ↓ 添削後

あじさいの車窓に弾け飛ぶ雫
(しずく)

  • 描きたい光景はきちっと伝わっている
  • ガラスに飛び散る水の感じも伝わっている
    ↓  ↓  ↓
  • 「弾け飛ぶ」という複合動詞で臨場感を表現しょう
    季重なりを避ける
  • みずみずしさ  のある句

映像がパーっと浮かぶのが大切

さらに、音や感触が伝わってくる  ような

 

露は秋の季語なので、あじさい(夏)とは共存しないのです。
感動の焦点がブレ(p.13) ます。

雫(しずく)とすることで、雨あがりのような、そこに電車が走り抜け窓ガラスにパラパラと打ち当たる情景。

梅雨のうっとうしい季節の中の ハッとした一瞬

 

______夏井いつき「超辛口先生の赤ペン俳句教室」 p.16

 

 

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