プロの写真鑑賞ポイント 漁師 静寂とゆるぎなさ
サム・エイベルの主義は、ストロボもレフ板も持ち歩かない、ありまままを撮りたい--スタイル。
- もはやほとんど見られない暮らしぶりの中に、、
- 北大西洋らしい
- ここに成する写真に対する、、静寂と揺るぎなさ
- 「写真を媒体として、考えを表現する」
- 重層的な表見や複雑性
北大西洋の沿岸で小舟で漁する漁師、もはやほとんど見られない情景
そこには静寂と長年やってきた漁に対するきりっとした揺るぎなさがあります
古きもの今はほとんど無くなりつつあるものへのノスタルジアでしょうか
どういう想いが込められているのでしょうか
- 情景描写を重視
- 主題の持つ詩情や感情を写真で表現する
- 記事を写真で表現する
- 写真に登場する人物—見る人の心に強い印象を残す
- 現実と夢想、老いと若さ—正反対の要素を重層的にとらえる
漁師の全身を大きく捉え、左に写る小舟との対比で奥行が出ています。写真の海は静寂ですが、北大西洋の厳しさが感じられます。その中で生活している漁師たちの営みも。
- 自分が心から撮りたいと思うものを
- 自分のやり方で
- 一生のテーマを決めて追ってゆく
─ エイベル
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