夏orかき氷・・具象性のある季語を使う

 

夏の日の思い出にがしかき氷

↓  ↓  ↓ 添削後

片恋の思い出苦しかき氷

 

 

 

「夏」「かき氷」・・どちらも夏の季語、どちらを取るべき?

「夏」と言われても具体的な映像なく抽象的すぎます。
「かき氷」ですとその色や味や冷たさ、削る時の音、旗や海水浴場、夏の日差しなど一気に思い起こさせます。

「季語とは大きな情報量をもたらす魔法の言葉」なのです

  • 具体的な情景(映像)を詠む
  • 説明しなくて情景に語らす
  • 想像を引き出す

 

かき氷を食べた時、あるいはかき氷屋の前を通った時、ふっと脳裏に浮かぶ学生時代の片想い・・あまいはずのかき氷が苦かったのを思い出す。

あれからン十年経つが、仲間と海水浴にいっしょに行ったあの娘(こ)はどうしてるだろう。少し古傷が痛むが、お互いにイイ歳になった。青春だったなぁ。

 

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