「2020年2月」の記事一覧

ポートレート・・スナップ写真が”絵になる”要素

舞妓がお座敷か舞台の前か合間に控え間でくつろいている様子 二段重ねの顔という構図が斬新で面白いです。舞台でのキリリとした「芸」とは対照的な親密さとくつろぎが伝わってきます。 「ねえ、このお店の○○美味しそう」 「どれどれ・・・

夏orかき氷・・具象性のある季語を使う

  夏の日の思い出にがしかき氷 ↓  ↓  ↓ 添削後 片恋の思い出苦しかき氷       「夏」「かき氷」・・どちらも夏の季語、どちらを取るべき? 「夏」と言われても具体的な映像・・・

プロの写真鑑賞ポイント・・ベールのサウジ女性を捉える

この画像二人が写った画像は、どんな状況でしょう 歳の若いお母さんの親子でしょうか。 「はい、お母さん、ちょっとブランコの柱に寄りかかって」 「流し目にして」 「娘さん、、ブランコに揺られていポーズとって」 はい、いいよ、・・・

写真 様子語る要素を加える・・天使像修復

人物 ポートレート 光と影の造形 前景/額縁←()→背景 視線の先に意味がある   画面の右斜め上から軟らかい光が差しています。アトリエに天窓でもあるのでしょうか。 それによって天使像、お顔がくっきりと立体的に・・・

手垢のついた表現を避ける・・絨毯敷きつめ

  五月晴白い絨毯敷き終わる ↓  ↓  ↓ 添削後 晴天や五月の白き花敷きつめ   「白い絨毯」・・手垢のついた表現 白い絨毯が水芭蕉の比喩にすらなっていない ↓  ↓  ↓ 添削後 作者の思い 「・・・

プロの写真鑑賞ポイント・・壮大な自然に+α

壮大な景色を狙うポイントは 川や道路の曲線的なうねり、印象的な影 尖った崖など視覚的に面白い要素 凡庸に流れない独自の視線を探す このネパールのムスタン地方の写真、申し分ないが動きが・・欲しい 動物とか飛ぶ鳥とか そこに・・・

プロの写真鑑賞ポイント・・前景と奥行の構成 麦畑

  自然の美しいに感動したからと言って漠然とレンズを向けてはいけません。 何に心を動かされたか、どう表現するか 要素の組立て方をよく考える(自分なりのやり方) 広大さと孤独さ の象徴としてどこまでも続く地平線に・・・

「味わう」と説明せず・・涼しさを登りきてこの水の味

  涼しさを登り味わう氷水 ↓  ↓  ↓ 添削後 涼しさを登りきてこの水の味     季重なり⇒基本季語は一つにする 「涼しさを登り」という表現にセンスがみられる 涼しさを→味わう という・・・

鑑賞・評価のポイント ~巾・キャパシティー

作品の巾とは キャラクターの話しで恐縮ですが、よく例に出されるのがサンリオのキキララとハローキティの比較です。 小さい女の子に大人気のかわいいキキララですが、ターゲットになりうる年齢層は幼児、低学年に限定的です。 &nb・・・

まさに咲き散りそうな美・・紫陽花はつめたき花火 咲き散らん

  紫陽花や刹那に咲き散る花火かな ↓  ↓  ↓ 添削後 紫陽花はつめたき花火 咲き散らん   紫陽花や刹那に咲き散る花火かな 2つの季語に強い詠嘆をしめす「や」「かな」があり主役が2つになってしま・・・

サブコンテンツ

このページの先頭へ